うしおととら(漫画)のレビュー

 

 

作者:藤田和日郎

巻数:全33巻+外伝1巻(完全版全20巻)

ジャンル:妖怪、バトル


うしおととら (1) (少年サンデーコミックス)

絵・画力     ★★★★☆
設定・世界観   ★★★★★
風呂敷のたたみ方 ★★★★★
終わり方 ★★★★★
総評★★★★★

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絵・画力

 

兎に角、迫力のある絵だ。アクションシーンは特に力が入っている。
妖怪をかっこよく描けるのはすごいと思う。

 

10代には古く感じるかも知れないが
この漫画には、この絵しか考えられない。読めばわかる。

 

妖怪とバトルするので、人によっては不快に感じる描写が有る。

 

女の子がかわいい。サービスシーン有り。

 

設定・世界観

 

主人公「うしお」と妖怪「とら」の関係。

 

獣の槍を使うと魂が少しづつ削られる事による使用回数の制限。

 

妖怪がその世界にいる事があたりまえだと思わせる世界観。

 

武具の使い方。

 

強敵「白面の者」との因縁。

 

あらゆる事が深く考えられていて完璧な世界観を作り上げている。

 

風呂敷のたたみ方

うしおととらは他の漫画と比べると圧倒的に風呂敷を広げすぎた漫画と言える。
他の作者だったら絶対にたためない大きさだろう。
しかし、藤田先生はたたみきった。

 

多少パワープレイもあったみたいだが、読者としては違和感無く
きれいにたたんでいる
ようにしか感じない。

 

自分の中の風呂敷のたたみ方No.1はこの漫画だ。 

 

終わり方

中盤から終盤にかけてどんどん盛り上がっていくすばらしい漫画だ。
本当に最後の最後までぜんぜん気が抜けない。

 

終わり方には文句無し。
が、ずっと終わらないでほしかったという
思いが有ったのも事実だ。

 

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総評

うしおととらといえば王道の少年漫画、王道の少年漫画といえばうしおととら
と言えるくらいの漫画だ。少年漫画の総合評価ではNo.1だと思う。

 

上にも書いたが世界観と風呂敷のたたみ方が本当に秀逸だ。
この漫画と同等か超えるものを求め探し続けているが、
なかなか目当ての物は
見つかっていない。

 

今連載中の作品にいくつか期待している物も有るが、
うまく終わらせられるかが問題だ。引き伸ばすとろくな事にならない。

 

自分の中では少年漫画の総合評価ではNo.1なのだが、アニメ化された時に
感じたのは、こんなに完成度の高い漫画なのに知名度が思ったより無いのでは
と言う事だ。

 

まぁ女子受けはあまり期待出来なさそうなので 仕方ないのかも
しれないが
ぜひ日本の少年たちには絶対に読んでほしいと思う。

 

10代前半に読めば、心の一部に「うしお」の魂が宿り大人になっても
あまり間違った事をしないのではと思う。

 

ちなみに自分の好きなキャラは鏢だ。人物設定、鏢に関連するストーリー、
そして終わり方も全てが良い。