るろうに剣心(漫画)のレビュー

 

 

作者:和月伸宏

巻数:全 28巻(完全版全22巻)

ジャンル:時代劇(明治初期)、バトル

 

るろうに剣心―明治剣客浪漫譚 完全版 (01) (ジャンプ・コミックス)

絵・画力     ★★★★☆
設定・世界観   ★★★★★
風呂敷のたたみ方 ★★★★☆
終わり方 ★★★☆☆
総評★★★★☆

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絵・画力

 

独特なタッチの画風でいろいろな所が尖がっている。
特に髪の毛が尖がっている事が多い。

 

だが決して下手とかでは無く、そのタッチを生かして
キャラクターを上手に書いている。

 

キャラの描き別けも上手くキャラ数をとても多く描いているが
読者が混乱する事は無いだろう。

 

戦闘の描写も良く描けていて実在しない技(実現できない技)なのに
動きやダメージ描写など
が良く考えて描かれているなと感じる。

 

設定・世界観

 

江戸末期から明治初期の日本が舞台になっている。

 

主人公は人斬り・暗殺者だったが明治維新と共に不殺を決意し
困っている人々の為だけに
刀を振るうと心に誓いを立てるが
今まで犯してきた罪が主人公に襲い掛かる。

 

主人公は逆刃刀という刃が通常と反対側についている刀(人を斬れない)で
事態に対処していくが・・・。

 
日本で起こった史実を基本の骨組みにして、実は裏ではこんな事がありました
というフィクションを
付け加えるスタイルになっている。

 

大好きな人が多い新撰組を絡めたエピソードも多く描かれているが
もちろんほとんどがフィクションである。

 

風呂敷のたたみ方

 

日本の史実が基本となっているのであまり複線をはってはいないが主人公や
各キャラの
エピソードはしっかりまとめられている。
特に主人公周りのエピソードはしっかり最後まで描かれている。

 

終わり方

 

京都編の志々雄真実とのバトルで終わらせていれば満点をあげたい所だが連載を
引き伸ばしてしまい
雪代 巴のエピソードは良かったが全体的には少し薄味に
なってしまった。

 

人誅編は必要なエピソードもあるのだが
ほとんどは必要無いエピソードの為そう感じるのだろう。

人誅編を短く上手くまとめていたら全体の評価ももっと高くなったと思う。

 

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総評

 

ジャンプ黄金期に連載されていただけあってポテンシャルは高く面白い漫画だ。
自分は時代劇を全く見ないがこの漫画は楽しんで読む事が出来る。

 

主人公に対する敵が抱いている因縁のパターンが多くそれぞれが面白い。

 

出てくる武器の種類が多く、実在しないものがほとんどだが
小学生心をくすぐる
カッコイイ武器が多い。

 

この漫画は小学生の時に出合って最後まで読んでいた。
その時は単行本はほしかったが当時のお小遣いでは買えなかった。

 

社会人になってしばらくすると完全版が出るという情報を手にし
もう1度全部読みたいという事と
昔単行本がほしかったという事で
完全版全巻を購入した。

 

大人になってから読んでもやっぱり面白かった。

 

この記事を書くきっかけは一昨日、作者が・・・。
でもこの漫画は本当に面白い。時代劇を見ない人でも楽しんで読めると思う。